まずはこの法則を試してみよう
買い換えるか、修理をするかで迷った時に、よく使われる法則があります。
それが「50%の法則」。
どのようなものかというと、修理費用が新品の価格の50%以上であれば買い換えた方がよい、というものです。
確かに、わざわざ修理に出すよりも買い換えてしまう方が楽なイメージはありますし、金額的にも安くなるのなら買い換えてしまいたいですよね。
新品のスマホを購入すれば、なにかと便利であるには違いありません。
しかし、この法則では注意して欲しい点もあります。
比べるのはあくまで現在でている自分の端末の新品を買ったときの価格の50%であり、買った当初の価格ではありません。
比べてみて現在の新品よりも修理費が高い場合は、潔く買い換えて良いと言えます。
考えておきたいポイント
先ほどご紹介した50%の法則は、誰にでも当てはまるとは言い切れません。
例えば、同じ機能の新しいものがないときや、今持っているものが自分に完璧に合っていると感じる場合です。
技術の進歩によって、なくなってしまう機能もあります。
新しいものに、自分の欲しい機能がついていない場合は、この法則は適用できません。
また、今使っているスマホのサイズ感や、デザインにこだわりのある方も同様です。
修理と買い換えの見極めをする際、金額ばかりを重視していませんか?
金額以外の価値も、重要な見極めポイントになるのです。
例えば、修理にかかる時間と買い換え時間は、どちらのほうが長いでしょうか。
修理や買い換えをするときには、必ず自分の手元を離れる時間が存在します。
手元を離れる、すなわち待つ時間というのは無駄になってしまうこともあります。
修理と買い換えの利点と問題点を頭にいれつつ、様々なリスクを考えて見極めてくださいね。